今年も一年間、台湾語を学び続け、12月10日(土)に今年の最終授業を終えました。先生、皆様、一年間お疲れさまでした。
隔週で2時間の授業ですが、少しずつ台湾語の輪郭らしきものが見え始め、皆さん簡単な聞き取りも出来るようになってきたのではないかと思います。
来年こそは台湾で、台湾語で、買い物や食事、お酒を酌み交わせるようになることを願って、引き続き精進して参ります。
それでは皆様、良いお年を。
新年快楽!!
台湾では通常、第二次世界大戦後、中国での国共内戦に敗れ、台湾島へ敗走した蒋介石及び中国国民党がもたらした、國語と称される北京語(台湾華語とも言われています)が公用語として使われています。
また、國語とは別に、17世紀から19世紀にかけて中国の福建地方沿海部から移住してきた人たちが使っていた、閩南(ビンナン)語がベースの台湾語や、場所によっては客家語、原住民の諸言語が、日常生活で使われることがあります。
例えば、南部の屋台や食堂で食事をした後で店員さんに「美味しかったよ」という時、「好吃(ハオツー)」と國語で言うよりも、「眞好呷(チンホウチャ)」と台湾語で言った方が喜ばれることが多々あります。
また、「こんにちは、私は日本人です」を國語と台湾語で言うと、文字は同じでも発音は変わります。
“你好 我是日本人” (ニイハオ・ウオ・シー・リーペンレン)(國語)
“你好 我是日本人” (リーホー・グワ・シー・ジップンラン)(台湾語)
台湾の言葉をより深く勉強したいという意味でも、台湾旅行をより楽しむためのツールとしても、台湾語を学べば、そこからまた新しい世界が開かれるかもしれません。みなさんも、私たちと共に台湾語を学びませんか?
なお、当教室は有志による勉強会の形を取っているため、通えば完璧に台湾語がマスターできる保証は致しかねます事をご了承願います。しかし、当教室を通じて、台湾に対する造詣はより深まるだろうということは付記いたします。
京都台湾語教室の場所について
場所:伏見区深草下川原町1番地コトーハイツ
A棟 南側1階 集会室(114号室)
京阪本線伏見稲荷駅より西へ徒歩約10分
日時:毎月第2・4土曜日14 時〜16時
主催:日本台湾学集会
教師:在日台湾人有志 (級長:由良)
受講ご希望の方は、集い実施時またはこちらからお知らせください。
*教室でのお茶菓子等の実費(ワンコイン程度)負担お願いします。ただし、学生、留学生は無料です。
*終了後は希望者により最寄りの飲食店で楽しく反省会(会費1,500円程度)を行います。
教科書は『すぐ使える!トラベル台湾語入門!』(近藤綾著)を使用しています。各自でお買い求め下さい。
また、状況に合わせ、適宜自作プリントも用意しております。