レポート:第24回「日本と台湾を考える集い」

 集いファンのみなさん、こんにちは。

 事務局Web担当のMindao Lee改め、大福です。

 先週土曜日に、京都・伏見稲荷参集殿にて、第24回の集いを実施しましたので、報告いたします。

 

 今回の内容は、昨年8月に講演していただきました、財団法人台湾協会理事であり、作家でもあります竹中信子さんをお迎えして、「植民地台湾の日本女性生活史」その2というお題目で講演していただきましたが、それに先立ち、副代表バナナ父さんより、「台湾で神様となった日本人」と題した、義愛公、飛虎将軍、廣枝音右衛門の3人の廟に祭られている日本人の紹介がありました。

 

 引き続いて、竹中さんの講演「植民地台湾の日本女性生活史」です。昨年も同テーマで講演していただいたのですが、明治・大正篇で時間切れとなったため、今回は昭和にフォーカスして語っていただきました。

 

 ちょうどタイムリーといいましょうか、映画『セデック・バレ』でも描かれている霧社事件についても触れられていまして、映画では描かれていないのですが、虐殺事件があった小学校の校長先生がたまたま他の学校を訪れていたため、”子供を見捨てて逃げた”と誤解され中傷された挙句に、他の学校に赴任しても、針の筵に座っている心地だったことを話されました。

 

 そして、昭和15年に、宜蘭農林学校にて台湾人上級生とバスの中で口論になった日本人下級生が、学校で上級生に殴られ、意識不明の重体の末亡くなるという事件があり、遺族は、警察から(台湾人の反日感情を煽らない意味で)「お国のために、事を荒立てないで欲しい」と説得され、加害者の台湾人上級生を許したことについても話されました。こういう話は聞いたことがなかったので、ショックでした。

 

 もっといろんな話もあったのですが、この二つの話が私の心の中に強烈に残っていることから紹介しました。

 竹中さんの講演後は、質疑応答の前に、フリーライターの高橋ゆかりさんの朗読で、台湾・蘇澳を去り、日本へ引き揚げてきた竹中さんの手記を聴きました。こちらについては、後日コラム欄にて全文掲載しますので、ぜひご一読ください。

 

 今回の参加者は約45名。集い終了後の懇親会も、和気藹々とした雰囲気でヨカッタです。

 

 一部の事務局員は懇親会終了後、伏見稲荷を参拝。茅の輪を8の字に3回くぐり抜けて来ました。さて、お稲荷さんは我々に幸せを下さるのでしょうか…。

 

 次回の集いは、9月15日の土曜日。

 詳細は後日掲載しますので、しばらくお待ちください!

 

 以上、第24回集いのレポートでした!