大成功! 李登輝先生大阪講演会 平成26年9月20日

 去る9月20日土曜日の夜、大阪・グランキューブ大阪にて、李登輝・元台湾総統の講演会が行われました。

 

 李登輝先生が大阪で講演をされるのは初めてのこと。

 私たち「日本と台湾を考える集い」事務局もこの歴史的講演のお手伝いをするべく、ボランティアスタッフとして大阪実行委員会に参加。


 神谷宗幣さんを会長とする若手議員が超党派で結集した「龍馬プロジェクト」さんをはじめ、李登輝先生を敬愛する方々とともに、約1ヶ月半に渡り準備をしてきました。


 初めは収容人数1000人のホールに対し「何人の方が来られるのか」心配でしたが、お盆明けから急激にお申し込みが増え、会場がイベントホールで広さを拡張できることから急遽増席を決定。最終的に1600人に及ぶ方々に会場へ足を運んでいただけました。

 李登輝先生は大阪講演会の前日である9月19日午後に、関西国際空港から来日。


 関西在住の多くの支持者や台湾ファンからの歓迎を受け、終始笑顔でそれに応えていました。

 

 先生はその後、専用のリムジンで大阪市内へ向かわれました。

 日付が変わって9月20日。

 受付開始は午後4時、開場は午後4時半からでしたが、一番先頭に並んだのは日本人の若者グループ。

 日本の若者たちが、カリスマ指導者である李登輝先生の言葉にいかに期待しているかがわかります。

 入場後は、李登輝先生の実績を紹介するビデオを会場で上映。

 午後6時の開演までお客様にはお待ちいただきました。

 また、日台報道陣も来場。

 清河前大阪李登輝友の会会長が、台湾各テレビ局のインタビューに答える姿も見られました。

 清河前会長はその後、実行委員会のとあるスタッフに、

「今日のこの経験は、後々あなたの人生の大きな財産となりますよ」
 と、重責を労う言葉を掛けてくださいました。

 午後6時。

 

 大阪講演会・実行委員会副委員長の和田有一朗兵庫県議会議員の司会で、講演会が始まりました。

 まず初めに、大阪講演会・実行委員会委員長の辻井正房・大阪李登輝友の会会長がお客様にご挨拶。

 続いて中西輝政・京都大学名誉教授もご挨拶されました。

 その後、いよいよ李登輝先生が来場・登壇。

 この時会場は、1600人の聴衆の拍手喝采と熱気が溢れ出ていました。

 李登輝先生もおそらく、熱い大阪の聴衆にお喜びになられたことでしょう!

 

 実行委員会としましては、1ヶ月半ガンバってきてこの瞬間を迎えられたことに大きな感動を覚えました。

 李登輝先生は時々冗談を交えつつ、日台共栄の重要性や自虐史観に対する批判と日本人の誇りを持って生きることの大切さ、日本が真の独立国として自立するための憲法改正の重要性などを熱く語り、聴衆のみなさんは時々拍手しながら先生の一言一言に耳を傾けました。

 講演が終わると、客席からは自然とスタンディング・オベーションが!

 

 李登輝先生は右手を振り、それに応えてくれました。

 

 まさに李登輝先生と聴衆が一体になった瞬間!

 

 すべての人たちが李登輝先生とともにこの国を想い、日本人としての誇りを胸にしたことでしょう。

 最後に李登輝先生は、聴衆の代表である中学生の方から花束を受け取られました。

 

 これからの日本を担っていく若者と李登輝先生をつなぐ花束。

 

 それは日台友好が紡ぎだす未来の姿かもしれません。

 

 李登輝先生は、再び聴衆に手を振って退場されました。

 

 この講演の模様は、翌日の産経新聞紙面及び同社が提携しているネットニュースにて全国に報道されました。

 講演会は終わりましたが、実行委員会には撤収作業が残っています。

 全てのスタッフが、李登輝先生の話と講演を成功させた充実感で、笑顔を浮かべながら作業をしていました。

 一人ひとり重責を担っていましたが、それを全うした後の爽快さは、まるで映画『KANO』でクライマックスの決勝戦を戦い抜いた嘉義農林ナインのようです。

 その充実感を記憶に刻むべく、残っていたスタッフで記念写真を撮影しました。

 李登輝先生は21日に東京で講演、その後北海道を旅行された後に台湾へ帰られます。

 

 李登輝先生の日本での旅が充実したものとなりますことを願って、本レポートを終了します。

 (文責)Mindao/李登輝大阪講演会 実行委員会

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コメント: 5
  • #1

    大阪まちプロデュース 山根秀宣 (月曜日, 22 9月 2014 01:04)

    大野さん お疲れさまでした。
    私は翌日の午前中は風邪もぐりかえしぐったりしていました。
    なのにその間にこんな立派な報告ページを立ち上げるなんて驚きです!素晴らしい!

    写真も言葉もまさに共に苦労してきた人しかわからない想いを拾いつつ
    事実関係を客観的に時系列で書くなど
    プロでも最近はできません。

    このページを広く告知してよろしいでしょうか?

  • #2

    @バナナ (月曜日, 22 9月 2014 07:34)

    前日のお迎え、当日の撮影班として貴重な記録をされ、充実した報告ありがとうございました。最後の記念写真良かったですね(^_^)v

  • #3

    パイナップルケーキ (月曜日, 22 9月 2014 09:37)

    迅速で素晴らしいご報告ありがとうございます。
    李登輝先生とご家族の皆様にとって
    今回のご滞在が良い思い出となられますように。
    皆様お疲れ様でございました!

  • #4

    koma (月曜日, 22 9月 2014 12:18)

    このレポート、素敵すぎます☆
    様々な感動がストレートに伝わってきていいですね♪
    生き生きとした写真も最高。完璧です。
    さっすが!

  • #5

    Sari Nori (水曜日, 24 9月 2014 23:57)

    日本人より日本人が進むべき道、あるべき姿をはっきり示してくださるから、若者も耳を傾けるのでしょう。
    日教組の学校教育では、日本人が本来学ぶべきそれらが隠されてしまっていますもの。
    李登輝先生の言葉こそ日本人が求めるものです。
    ありがとうございます。

    サングラスが素敵すぎます(ノ´∀`*)